annex of S

Light in Darkness 01

2021/07/29
Light in Darkness
※R18ミンホです。登場人物は全て実在の人物団体等とは無関係です。高校生以下の方の閲覧はお断りしています。けっこうアダルトです、イチャコラな感じを読みたい方は不向きです。

L in D
→この作品について。パラレル/エロティックサスペンス/R20deep/刺激が強いお話なのでご注意下さい(SM表現等も有り)※レラユノからのミンホです、HCが悪役で出てきますがお話の中であっても辛い方は読まれないようにして下さい。



Dicated to Sora


Light in Darknesss

01









─Y─


お前を愛してたのに…
最期の言葉はそれだった
滴る血があなたの終わりを告げてる
この想いも、運命も、もうすぐ消える
あなたを愛してたのに…


ナイフを袖に仕舞い、橋の上を歩く
暫く見なかったこの運河は黒々として、まるでこの夜と一体化しているよう


立ち止まる
腕を手すりに置く
見下ろす
それはキラリと光り、俺の裾から真っ逆様に落ちていった


そのあとを追うように身を乗り出してみた
十分だ
いけそうだ
心の声に後押しされて手すりの向こう側へ


それから何の躊躇もなく身体は宙に舞った
最後に耳にしたのは自分が水面に叩きつけられた音と、少し遅れて何かが同じように水面に叩きつけられた音だけ
そして再び耳にしたのは、初めて聞く心地よいその声だけ









────────────‥









─C─


僕も危なかった
危うく溺れかけるところだった
二人で一緒に…


その人は震えていた
意識が消える直前に言った言葉は、どこにも連絡しないでほしい
それを聞く義務があるのか考えた
だけど恨まれるのは御免だった
こんな面倒な事も御免だけれど…


ここは自社オフィスの最上階
その自分のプライベートルームのベッドまで彼を運び、僕は溜め息をついた
簡易とはいえ十分な広さのこの部屋
ベッドだって自宅ほどではないが…だけど自慢の寝具が濡れて台無しだ


横たわる彼を見下ろし、それからベッドに片膝をついて彼に近付く
そっと胸の辺りに耳を寄せるとしっかりと心臓は脈打っていた


男に人工呼吸か
これで良かったのかわからないけれど、僕は一つの命を救った
あの時通りかからなければ…


まあ、目が覚めたら聞くことは山ほどある
本当に連絡しなくて良かったのか、どうして飛び込んだのか
最後の食事はいつとったのか
あなたは「だれ」なのか


少し乾き始めた彼の前髪を直してやる
柔らかな髪が指に絡み、僕はそれからハッとした
ゆっくりと開いた瞼の隙間から、潤んだような黒い瞳が僕を見たからだ










つづく

告知の通り、いきなり人を頃して死のうとしたオープニングです。ユノの人生ハードモードです。この世界が大丈夫な方はどうぞ又お付き合い下さい(*。

ブログ村二次BL小説へ投票(Bro)
スポンサーサイト



にほんブログ村

Comments 4

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2021/07/29 (Thu) 12:16
sari

sari

Re: タイトルなし

名無し様

LinD早速ありがとうございます。firstも読んで頂いてたんですね、嬉しいです。
そのパスの件なんですが、わからない方が続出で…どうしたものかと今思案中です。一応この世界の数字~とかでググッて頂くとすぐにネットに載ってるので分かるのですが(例 この世界の数字or英字 等でググると知恵袋とかに載ってる)本当に分からなければ下記のメールフォームからご連絡下さい。パス添付いたします。
次回良ければお前頂けると嬉しいです♡

2021/07/29 (Thu) 12:24

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2021/07/29 (Thu) 13:46
sari

sari

Re: タイトルなし

*ろ*き様
LinDありがとうございます。告知、理解して頂けて幸いです。そうですか…(笑)ありがとうございます。違う意味で鳥肌かもしれないですが(もう嫌になって)でもきっとまた読んで良かったと思って貰えるようなラストにしようと思いますのでついてきて貰えたら嬉しいです。

2021/07/29 (Thu) 20:11
COMMENT*お気軽にどうぞ*
sari
Admin: sari
Twitter鍵垢をお知りになりたい方はお問い合わせ下さい。トップ固定記事内に追記のリンク(こちら)に詳細を記載しています。
サイト内作品の模範、文章及び画像の無断転載、転用、販売等は著作権侵害に該当する為固くお断りします。


annex of S - にほんブログ村
Light in Darkness